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受託開発脳から自社開発脳への切り替えの7つの壁 x スマホアプリCMS「Patto」
- 1. 受託開発脳から自社開発脳への
切り替えの7つの壁
x
スマホアプリCMS「Patto」
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- 2. 自己紹介
• 田向 祐介(@fw_tx76129)
• フューチャーシステムコンサルティング(現フュー
チャーアーキテクト)→サイテック→ヴェルク起業
• ヴェルクを立ち上げて3期目
• 受託開発を中心に、時間を作って、自社開発も行って
いる
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- 3. 「受託開発脳から自社開発脳への
切り替えの7つの壁」って?
http://blog.velc.jp/post/26303968292/7
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- 5. 受託開発をメインにやっているメンバが
自社開発に向けて
どのように頭を切り替え、壁を超えていったか
または超えられなかったか
というお話
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- 7. 受託開発と自社開発では、
仕事の進め方や身につくスキルが大きく異なる
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- 8. 壁①:本当の意味でのブレスト
すぐに答えを探したり、綺麗な回答を出そうとしてしまう
どうでもいいアイデアを口にしない
アイデアを否定してしまう
アイデア出しとアイデアの整理が一緒になってしまう
Question 3, about Social Media from the Coaches / Tatiana12
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- 9. 壁②:自分のアイデアの問題点を直視するのが苦手
自分のアイデアの課題を指摘したくない
途中で気づいても、流れ的に言い出しにく
く、目をつぶってしまう
で、後で後悔する
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- 11. 壁④:誰かが答えを持っていると思ってしまう
受託開発の場合は、
お客さんが最終判断をしてくれますが
自社開発の場合は自分たちで最終判断
Question mark made of puzzle pieces / Horia Varlan
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- 12. 壁⑤:自分たちとの戦い
ちょっと面倒な実装やスケジュールに対して、
自分たちに甘くなりがち
「納期」というゴールがない仕事の進め方
Meeting with the other creatives / marksdk
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- 13. 壁⑥:最初にウケなかったら諦めてしまう
いきなりヒットするサービスなんて殆ど無いはず。
頭では分かっていても、
受託開発はちゃんと作ればお客さんが評価してくれるし
お金も頂ける。
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- 15. 1年近く前の記事なので
壁が増えました
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- 21. Pattoを一言で言い表すと・・・
たくさんの機能の中から
必要な機能・好きな機能を
組み合わせてアプリを作れる仕組み
月額制で、初期費用を抑えて
スモールスタートする仕組み
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- 22. 用意されている機能を組み合わせてアプリを作る
オリジナル アクセス 管理画面
デザイン 解析
記事機能 About機能 設定機能
イベント プッシュ通知 イメージ ムービー シンプル カテゴリ別
ギャラリー ギャラリー リスト リスト
バナー 店舗検索(β) メニュー(β) クーポン データ検索(β) 会員機能(β)
SNS連携 各種API WordPress
連携
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- 23. 個性的・革新的なアプリではなく
アプリを使った情報発信・マーケティング・
プロモーション・販促などを
手軽に、低予算でもできるようにしたい
という発想の仕組み
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- 24. 「アプリの民主化!」
って、知らない方がつぶやいていた
すごくしっくりきましたw
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- 26. 「壁①:本当の意味でのブレスト」への取り組み
ブレストのトレーニングをする
トレーニング用のテーマを作って、
「アイデア100個出しフェーズ」
「アイデア整理フェーズ」に分けて
トレーニングを全員で行う
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- 27. 「壁②:自分のアイデアの問題点を直視するのが苦手」へ
の取り組み
自分自身に対しては、自分との戦い。
他の人が指摘しやすい関係に。
特に、メンバがリーダの意見に対して意見が言えること
が最も重要。
「何でも思ったことを言っていいから」と言って、意見
を言うようになる人は、とっくに意見を言っているので、
他のメンバに相談する形で意見を引き出す試みを続ける。
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- 28. 「壁③:人を巻き込むのが苦手」への取り組み
企画は隠し持たないで、ひたすら、外部の人に話す。
だいたい、自分が考えるようなことは、誰かが考え
てるんだから。
Pattoも、構想初期の段階から、どんどん色々な人に
話して意見をもらったり、反応をみたり。
できるだけIT分野以外の人がいい。
お客さんにもどんどん構想を話すようにした。
TEDxCanberra Volunteer Meeting / Gavin Tapp
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- 29. 「壁④:誰かが答えを持っていると思ってしまう」への取
り組み
今のところ、自分の意識改革、しか手が打てていない。
企画や仕様を考えている時に、「どうします?」ではな
く、「○○と思うんだけど、どうだろう?」と必ず自分の
意見と理由をセットで言う癖をつける。
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- 30. 「壁⑤:自分たちとの戦い」への取り組み
Pattoは若干ですがスケジュール遅れました・・・。
機能面については、レベルが低ければ売れないので、そこ
は安易な妥協はしないが、スケジュールについてはなかな
か難しい。
特に、受託開発と並行してやっているので、後回しにしが
ち。
無理のない範囲で、自分に厳しくしていないと、ズルズル
行ってしまうのは継続課題。
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- 31. 「壁⑥:最初にウケなかったら諦めてしまう」への取り組み
Pattoは、幸い、最初から反応が良かったので、今回は特
にこの壁にはぶつからず。
ただし、今後の営業状況によってはぶつかる壁。それに
備えて、短期・中期の様々なマーケティング的施策を組
み合わせて実行しておく。
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- 32. 「壁⑦:継続的改善が苦手」への取り組み
これはこれから。
もう一回くらい、リーンスタートアップを読んでお
く。
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- 33. 「壁⑧:スモールスタート vs これがないと売れない」への
取り組み
ものすごく難しい。
特に、営業的な活動も一緒にやっている立場だと常にこ
のジレンマ。
1つ1つの機能の有無・優劣ではなく、全体としてのス
トーリー、価値、必要性を総合して考えることで、全体
最適になるように。
「スモールスタート」「営業」のどちらにも偏らないよ
うにバランスを考える。
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- 34. 「壁⑨:プロモーションに本気になれない」への取り組み
自分の中で、プロモーションを第一優先に。
思考矯正のため、自分の開発タスクが遅れても、プロモー
ション関連のタスクを優先。
マーケに強い人にお願いして、毎週ブレスト。
企画面・営業面・マーケティング面・SEOなど、総合的
に、プロモーションについてのディスカッション。
製品サイトのコンテンツ、プレスリリースの文章など、
SEO的観点、読み手の観点等から、メディア系の人から
ヒアリングして、文章・構成を練る。
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- 35. 「壁⑩:戦略的事例作り」への取り組み
コードを1行も書いていない時から、アプリを有効的に活用
できそうなお客さんに構想を話して、興味を持ってもらっ
た方々と話を進める。
お客さんの意思決定までには時間がかかるので、早めに話
をしておくのがベスト。
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- 36. 「壁⑪:”売れそうなもの”と”作りたいもの”」への取り組み
Pattoは技術的にすごいかというと、アプリを作っている
人からみるとそうでもない。
どちらかというと、ビジネス的な視点での企画。
「Titanium」という技術的に興味深いものを採用すること
で、技術的モチベーションを維持しつつ、ビジネス的にも、
1ソースでiPhone・Android両方対応なのでコスト面でメ
リットがある。
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- 38. まだまだ課題があるものの、
「とりあえずiPhoneアプリ出した」という
昨年までのレベルよりも大幅にレベルアップしてい
て、
効果も出ていると思う。
Copyright ©2013 by Velc, Inc. Japan 38
- 39. 振り返ってみて、大事だったポイント
・リーンスタートアップがトリガー
・外部の人に継続して話し続けたことはかなりプラス
・プロモーション周りは、小手先・単発に終わらないよう
に、専門家とディスカッションして、自分自身もその分野
で成長
・信頼できるメンバがいるから、自分がプロモーションの
ことに注力できる
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- 40. 振り返ってみて、大変だったこと
・開発していると仕事している感があるので、自分自身に
関しては、「プロモーションの方が自分の仕事」と言い聞
かせるのが大変。
・そもそも、プロモーションの効果がわからないのでモチ
ベーションの維持が難しい
・開発しながらプロモーションも考えるのは、頭の使い方
が違いすぎて、しんどい。
とはいえ、責任者として、誰かに丸投げも良くない。
コーポレートサイト・Patto製品サイト・プレスリリース
を同時リリースした直後は、暫く文章を書きたくなかっ
た。
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- 41. 「受託開発脳から自社開発脳への切り替えの壁」を
超えるのはかなり大変でした。
たぶん、まだ超えきれていません。
ただ、課題を認識して、戦略的に取り組めば、着実
にクリアしていけると思います。
ちなみに・・・
受託開発と並行してやらない方がいいです。
頭の中がぐちゃぐちゃになります・・・。
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- 42. enjoy life and creation
http://www.velc.co.jp
http://patto-cms.jp
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