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直視し共感的に考えたい地域課題
子ども・家庭領域の社会福祉課題と
地域社会
高齢領域の社会福祉課題と地域社会
障害領域の社会福祉課題と地域社会
貧困問題と地域社会
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第4回
障害領域の社会福祉課題と地域社会
精神障害のある人の「暮らしの自由」
介助が必要な人々の「暮らしの自由」
視覚障害のある人にとっての「空間」
聴覚障害のある人にとっての「音声情報」
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精神障害のある人の「暮らしの自由」
厚生労働省『地域生活を送る精神障害者を知ろう(その4)』
https://youtu.be/CLhhMUfC7Ss
【統合失調症】
統合失調症は、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。それに伴っ
て、人々と交流しながら家庭や社会で生活を営む機能が障害を受け(生活の障
害)、「感覚・思考・行動が病気のために歪んでいる」ことを自分で振り返っ
て考えることが難しくなりやすい(病識の障害)、という特徴を併せもってい
ます。
多くの精神疾患と同じように慢性の経過をたどりやすく、その間に幻覚や妄
想が強くなる急性期が出現します。
新しい薬の開発と心理社会的ケアの進歩により、初発患者のほぼ半数は、完
全かつ長期的な回復を期待できるようになりました(WHO 2001)。
以前は「精神分裂病」が正式の病名でしたが、「統合失調症」へと名称変更
されました。
説明:厚生労働省Webサイト https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_into.html
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日本は精神病床数が他国と比べ圧倒的に多い
OECDのレポートより http://www.oecd.org/tokyo/newsroom/documents/20140708MakingMentalHealthCount_CountryNote_Japan_J.pdf
平均在院日数
(入院している
期間の平均
平成元年
496日
平成24年
292日
OECD諸国
(2010年)
50日未満
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今の彼女の暮らしについてのインタビューを踏まえ、
入院前の生活の中での生活課題に思いをはせよう(ライ
フサイクルの視点)。
なぜ、彼女は14年間も入院生活を送らなければならな
かったのだろうか。「心身機能・構造」や「個人因子」
だけではなく、「環境因子」は・・・?文化的背景は?
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障害領域の臨床(ミクロ)実践
•個別ニーズの把握
•個別支援実践
テキスト「第11章 地域における福祉ニーズの把握方法と実際」が、各実
戦の「ニーズの把握」に関するところです。一読してください。
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障害領域の臨床(ミクロ)実践
【個別ニーズの把握】
障害のある人本人や家族からの相談、地域からの相談や通報
市町村障害福祉部署・相談支援センター・相談支援事業所で
のニーズの把握・集約
相談支援専門員・施設職員によるニーズの把握
【個別支援実践】
ニーズに基づいた相談援助
ニーズに基づいた適切な制度利用・サービス利用支援
支援の限界・課題の把握とメゾ・マクロへの送致