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⼆二
                          ⽉月
                          ⼗十
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Japan  AWS  User  Group   ⽇日
(JAWS-‑UG)  
-‑  Osaka勉強会  第5回
昨⽇日デブサミ⾏行ってきた Open
     Developer
       Summit
         2012

    2012.2.16〜~2012.2.17
    10年⽬目の
    けっこういっぱい⼈人が集まる凄いイベント
OpenJam                  しゃべ



        セッションとは別に⽤用意されている、
コミュニティの 参加コミュニティが発表できる場
    紹介と
最近の動向とか
しゃべって来ました。            Nextタ
      瞬間最⼤大
   観客動員数:2⼈人



   DynamoDBについて30分間話そうと
   思ってました。
勝⼿手にAWSアップデート Nextタ
VPC内でロードバランサ(Elastic  Load  Balancing)が利⽤用可能に,Amazon  ElastiCacheが東京リージョンで利⽤用可能
に,Amazon  S3にマルチオブジェクトデリートを追加,アーキテクチャのダイアグラムのためのAWSシンプルアイコ
ンの発>
表,CloudFrontとRoute  53のエッジロケーションを3か所追加,リザーブドインスタンスに新しい2つの料⾦金モデルを
追加,Amazon  Simple  Email  Service  (SES)がSMTPをサポート,南⽶米  (サンパウロ)  リージョンの発表,CloudFrontが
⼤大フ>
ァイルサイズ(20GB)のコンテンツ配信をサポート,VPC内でマルチゾーンにまたがったAuto  Scalingが利⽤用可能
に,Amazon  EMRでクラスターコンピュートCC2が使えるように,Virtual  Private  Cloudの中でネットワークインタ
フェースを>⾃自在にコントロールできるElastic  Network  Interfaceの発表,AWS  Management  Console上で各EC2
インスタンス、EBSボリューム  から直接アラームを作成できるように,EC2インスタンスのステータスチェックと
レポーティング,Amazon  S3の有効期限機能の発表,Amazon  RDSでも3種類のリザーブドインスタンスが利⽤用可能
に,クラウドに専⽤用線接続できるAWS  Direct  Connectが東京リージョンでも利⽤用可,AWS無料使⽤用枠でEC2の
Microsoft  Windowsサーバも利⽤用可能に,

Amazon  DynamoDB  -‑  インターネット時代
のアプリケーションのために  設計された⾼高
速でスケーラブルなNoSQL                                                データストレージ,Identity  Federationのコ
ンソール統合,Virtual  Private  Cloudの中でRelational  Database  Serviceが利⽤用  可能に,AWS  Storage  Gateway,Auto  
Scaling  Groupのタギング機能,AWS  Premium  SupportのThird-‑Party  Software  SupportとAWS  Trusted  Advisor  
(⽇日本では未発表),Amazon  S3に保存されているオブジェクトの数は7620億に,EMRの新機能:新メトリクス、
VPC、CC2対応,⼤大阪とミラノにAmazon  CloudFrontとAmazon  Route  53の拠点追加,Amazon  S3の価格さらに値下
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Amazon  DynamoDB       Amaz
         Amazon
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        2012.1.18
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     クラウドのために作られた⾼高いパフォーマ
     ンスを持ったNoSQLデータベースMySQL
Amazon  DynamoDB   Amaz
Amazon.comの売上                  Amaz

                   2010年
                   12⽉月期

               連結:342億400万ドル



出典:wikipedia
Amazon⽈曰く                  Amaz



       0.1秒遅くなると、売り上げが1%減少する

           342億400万ドル
           その1%は3億4240万ドル
amazon.com ⽇日本円だと約260億円
           昨年の私のブログでのアフィリエイト14円
Amazonに必要なDB           求めら
どんなにレコードが増えてもレスポンスが
早い
ノードが落ちてもシステムは動き続けなく
てはいけない
在庫のこととかを考えると⼀一貫性も欲しい

って考えたと想像出来ます。
求められる  速度                求めら
            速度だけなら
           スケールアウト
           スケールアップ
             どちらでも

        ただ⾼高速に書きこむだけならそんなに難し
 速度だけなら くない。
   やり⽅方は
いくらでもある
求められる  可⽤用性               RDBM
           可⽤用性だけなら
                冗⻑⾧長
            にすればいい

         サーバが停⽌止してもシステムは⽌止まらない
可⽤用性だけなら データセンターが爆発しても⽌止まらない
   やり⽅方は
いくらでもある
RDBMSのツラい所                                          RDBM

          ⼀一貫性と可⽤用性
              の両⽴立困難

          This  excess  functionality  requires  
          expensive  hardware  and  highly  skilled  
          personnel  for  its  operation,  making  it  a  
          very  inefficient  solution.  In  addition,  the  
 (>_̲<)   available  replication  technologies  are  
          limited  and  typically  choose  consistency  
          over  availability.
RDBMSは必要なのか? 02  Oc
                 殆どの場合
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                だけでいいぜ

     俺達に Most  of  these  services  only  store  and  
  RDBMSの retrieve  data  by  primary  key  and  do  not  
       require  the  complex  querying  and  
複雑な照会は
       management  functionality  offered  by  an  
いらなかった RDBMS.
02  Oct  2007                                      Amaz
                  俺が作った
                   Amazonʼ’s  
                    Dynamo       absolutely,  
                    の論⽂文だ        honored  to!

            Amazonʼ’s  Highly  Available  Key-‑value  Store
            http://www.allthingsdistributed.com/
 Amazon.com
            2007/10/amazons_̲dynamo.html
         CTO
Werner  Vogels
Amazonʼ’s  Dynamo      そこか

        Amazonʻ‘s
         Dynamo

      無駄なHOPはなし、⼀一発でデータにアクセ
      ス出来る分散ハッシュテーブル
      ノードが何個か死んでも⼤大丈夫
      それがAmazon  Dynamo
そこから更に進化                   IOPS

           Amazon
         DynamoDB

        論⽂文のDynamoから進化してサービス化



 別物!?
IOPS保証                            Atom

       Read,Write
         IOPS  保証

    IOPS=  Input  Output  Per  Second
    1秒間辺りにどれくらいのreadとwriteが出
    来るかが保証される。
    そのIOPSによって時間課⾦金
    Write:10Unit  Read:50Unit  で1時間$0.01
    メンテナンスは、どれくらいのIOPSが必要
    かをAPIで指⽰示するだけ
Atomic  Counter              ⼀一貫性



        値を取ってくる→
        アプリ側で加算-‑>
        上書き
 結果整合性の
        こんな加算では整合性はすこぶる怪しい。
    弱点
         DynamoDBなら⼤大丈夫。CAS操作が可能
⼀一貫性                      集計と

          ⼀一貫性も
        欲しいのか?

       必要のないところでは結果整合性を

  強⼀一貫性 コストは倍かかるが
      と 必要なところだけ強い⼀一貫性も可能
 結果整合性 WriteじゃなくてReadのリクエスト毎にこの
       オプションをつけられる。
集計とかは⾮非効率?               Nextタ

        RDBMSの
         AVGとか
         SUMとか

      集計は集計結果を保存するテーブルに⼊入れ
      ておけば良い。
      CAS操作の出来るDynamoDBなら可能。

 BatchGet 複数テーブルから同時にデータが取れる
      BatchGetもある。
EMRとの連携                            バック

               Hadoopで
                   処理

    With   ⼤大規模な集計であればAmazon  
           ElasticMapReduce(Hadoop)を使って処理
  Amazon   が可能。
   Elastic  
MapReduce
バックアップもEMRで                  データ
         信頼性
   99.999999999
         のS3に
    バックアップ

   Amazon  Elastic  MapReduceを使って
   S3にバックアップも可能
   バックアップしたデータとのJOINも可能
データの構造                                ソフト



          Keyは2種類
   単純な   HashKeyとRangeKey
            RangeKeyは使わなくてもOK
 KeyValue
          Valueには4種類の型
  ではない   STRING,NUMBER,
            STRING_̲SET,NUMBER_̲SET
サービス                                    vs  ソ



       サービスとして提供されるから
                           ハードウェアの⼼心配も必要ない。
       ネットワークや、パフォーマンス確保の為
メンテナンス
                           のインフラエンジニアも必要ない。
   フリー 必要なのは、欲しいパフォーマンスを
                             知らせる為にAPIを叩く事だけ。
vs  ソフトウェアとか               Dyna



        ハードウェアスペックから、パフォーマン
        スがある程度⾃自動で決まる
  欲しいのは
        =>ハードウェアスペックを調整可能
  スペック?
パフォーマンス?   パフォーマンスからハードウェアの調整を
           ⾃自動でやってくれる。
           =>  パフォーマンスを調整可能  
スケールが必要なら                   Nextタ



 スケールする データベースのスケールが必要なアプリ
        ケーションでアレばDynamoDBは選択肢に
必要があるなら
        なる。
 とりあえず
 DynamoDB 急成⻑⾧長を望むならスケールに⼿手間がかかる
         けど、強⼒力な照会機能があるDBと、メンテ
         フリーなNoSQLどっちを選ぶのか
なんか事例も話したい              ⼤大規模

        機会学習で
         実現する

        オンライン機械学習で実現する
        ⼩小規模からのデータ処理
        数Mバイトから、
⼩小規模からの
        数T,数Pバイトオーダまで
  データ処理 を扱うテキストマイニングサービスが
        もうすぐ出てくるらしい。
事例:MiningBrownie社 どんな
         テキスト
        マイニング
         サービス

         テキストマイニングを
         APIから使えて、
         従量課⾦金だから、簡単に始められる
         簡単にやめられる
  hotaru クラウドっぽいサービス
テキストをAPIでpush        テキス



    APIを使ってテキストを登録していきます。
テキストを単語に分割                        ベイズ



   送られ                    てきたテキストは内部で単語
   に分割される。
ベイズ分類器⽤用の計算         そして



   ベイズ分類器の為に⾊色々計算して、分類の
   準備完了。
そして分類へ             Nextタ



   この⽂文章を判定してくれや
   とAPIに尋ねれば
   こいつはこれだと返します。
なぜDynamoDB                  何に使
          RDBMSじゃ
          ダメだったの
              か?

           スモールスタートを提供するためには重量
SimpleDBじゃ 課⾦金のデータベースが必要だった
ダメだったの
       想定レコード数:10billionのオーダー
    か? 天井が⾒見えちゃいけない


         スケールを⾃自動化(パフォーマンス&容量)
Dynamoと遊んでみる? Nextタ



         パソコンお持ちの⽅方
DynamoDB http://bit.ly/DynamoOsaka
         ここにアクセス。
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  • 2. 昨⽇日デブサミ⾏行ってきた Open Developer Summit 2012 2012.2.16〜~2012.2.17 10年⽬目の けっこういっぱい⼈人が集まる凄いイベント
  • 3. OpenJam しゃべ セッションとは別に⽤用意されている、 コミュニティの 参加コミュニティが発表できる場 紹介と 最近の動向とか
  • 4. しゃべって来ました。 Nextタ 瞬間最⼤大 観客動員数:2⼈人 DynamoDBについて30分間話そうと 思ってました。
  • 5. 勝⼿手にAWSアップデート Nextタ VPC内でロードバランサ(Elastic  Load  Balancing)が利⽤用可能に,Amazon  ElastiCacheが東京リージョンで利⽤用可能 に,Amazon  S3にマルチオブジェクトデリートを追加,アーキテクチャのダイアグラムのためのAWSシンプルアイコ ンの発> 表,CloudFrontとRoute  53のエッジロケーションを3か所追加,リザーブドインスタンスに新しい2つの料⾦金モデルを 追加,Amazon  Simple  Email  Service  (SES)がSMTPをサポート,南⽶米  (サンパウロ)  リージョンの発表,CloudFrontが ⼤大フ> ァイルサイズ(20GB)のコンテンツ配信をサポート,VPC内でマルチゾーンにまたがったAuto  Scalingが利⽤用可能 に,Amazon  EMRでクラスターコンピュートCC2が使えるように,Virtual  Private  Cloudの中でネットワークインタ フェースを>⾃自在にコントロールできるElastic  Network  Interfaceの発表,AWS  Management  Console上で各EC2 インスタンス、EBSボリューム  から直接アラームを作成できるように,EC2インスタンスのステータスチェックと レポーティング,Amazon  S3の有効期限機能の発表,Amazon  RDSでも3種類のリザーブドインスタンスが利⽤用可能 に,クラウドに専⽤用線接続できるAWS  Direct  Connectが東京リージョンでも利⽤用可,AWS無料使⽤用枠でEC2の Microsoft  Windowsサーバも利⽤用可能に, Amazon  DynamoDB  -‑  インターネット時代 のアプリケーションのために  設計された⾼高 速でスケーラブルなNoSQL データストレージ,Identity  Federationのコ ンソール統合,Virtual  Private  Cloudの中でRelational  Database  Serviceが利⽤用  可能に,AWS  Storage  Gateway,Auto   Scaling  Groupのタギング機能,AWS  Premium  SupportのThird-‑Party  Software  SupportとAWS  Trusted  Advisor   (⽇日本では未発表),Amazon  S3に保存されているオブジェクトの数は7620億に,EMRの新機能:新メトリクス、 VPC、CC2対応,⼤大阪とミラノにAmazon  CloudFrontとAmazon  Route  53の拠点追加,Amazon  S3の価格さらに値下 げ
  • 6. Amazon  DynamoDB Amaz Amazon DynamoDB 2012.1.18 release クラウドのために作られた⾼高いパフォーマ ンスを持ったNoSQLデータベースMySQL
  • 8. Amazon.comの売上 Amaz 2010年 12⽉月期 連結:342億400万ドル 出典:wikipedia
  • 9. Amazon⽈曰く Amaz 0.1秒遅くなると、売り上げが1%減少する 342億400万ドル その1%は3億4240万ドル amazon.com ⽇日本円だと約260億円 昨年の私のブログでのアフィリエイト14円
  • 10. Amazonに必要なDB 求めら どんなにレコードが増えてもレスポンスが 早い ノードが落ちてもシステムは動き続けなく てはいけない 在庫のこととかを考えると⼀一貫性も欲しい って考えたと想像出来ます。
  • 11. 求められる  速度 求めら 速度だけなら スケールアウト スケールアップ どちらでも ただ⾼高速に書きこむだけならそんなに難し 速度だけなら くない。 やり⽅方は いくらでもある
  • 12. 求められる  可⽤用性 RDBM 可⽤用性だけなら 冗⻑⾧長 にすればいい サーバが停⽌止してもシステムは⽌止まらない 可⽤用性だけなら データセンターが爆発しても⽌止まらない やり⽅方は いくらでもある
  • 13. RDBMSのツラい所 RDBM ⼀一貫性と可⽤用性 の両⽴立困難 This  excess  functionality  requires   expensive  hardware  and  highly  skilled   personnel  for  its  operation,  making  it  a   very  inefficient  solution.  In  addition,  the   (>_̲<) available  replication  technologies  are   limited  and  typically  choose  consistency   over  availability.
  • 14. RDBMSは必要なのか? 02  Oc 殆どの場合 PrimaryKey だけでいいぜ 俺達に Most  of  these  services  only  store  and   RDBMSの retrieve  data  by  primary  key  and  do  not   require  the  complex  querying  and   複雑な照会は management  functionality  offered  by  an   いらなかった RDBMS.
  • 15. 02  Oct  2007 Amaz 俺が作った Amazonʼ’s   Dynamo absolutely,   の論⽂文だ honored  to! Amazonʼ’s  Highly  Available  Key-‑value  Store http://www.allthingsdistributed.com/ Amazon.com 2007/10/amazons_̲dynamo.html CTO Werner  Vogels
  • 16. Amazonʼ’s  Dynamo そこか Amazonʻ‘s Dynamo 無駄なHOPはなし、⼀一発でデータにアクセ ス出来る分散ハッシュテーブル ノードが何個か死んでも⼤大丈夫 それがAmazon  Dynamo
  • 17. そこから更に進化 IOPS Amazon DynamoDB 論⽂文のDynamoから進化してサービス化 別物!?
  • 18. IOPS保証 Atom Read,Write IOPS  保証 IOPS=  Input  Output  Per  Second 1秒間辺りにどれくらいのreadとwriteが出 来るかが保証される。 そのIOPSによって時間課⾦金 Write:10Unit  Read:50Unit  で1時間$0.01 メンテナンスは、どれくらいのIOPSが必要 かをAPIで指⽰示するだけ
  • 19. Atomic  Counter ⼀一貫性 値を取ってくる→ アプリ側で加算-‑> 上書き 結果整合性の こんな加算では整合性はすこぶる怪しい。 弱点 DynamoDBなら⼤大丈夫。CAS操作が可能
  • 20. ⼀一貫性 集計と ⼀一貫性も 欲しいのか? 必要のないところでは結果整合性を 強⼀一貫性 コストは倍かかるが と 必要なところだけ強い⼀一貫性も可能 結果整合性 WriteじゃなくてReadのリクエスト毎にこの オプションをつけられる。
  • 21. 集計とかは⾮非効率? Nextタ RDBMSの AVGとか SUMとか 集計は集計結果を保存するテーブルに⼊入れ ておけば良い。 CAS操作の出来るDynamoDBなら可能。 BatchGet 複数テーブルから同時にデータが取れる BatchGetもある。
  • 22. EMRとの連携 バック Hadoopで 処理 With ⼤大規模な集計であればAmazon   ElasticMapReduce(Hadoop)を使って処理 Amazon   が可能。 Elastic   MapReduce
  • 23. バックアップもEMRで データ 信頼性 99.999999999 のS3に バックアップ Amazon  Elastic  MapReduceを使って S3にバックアップも可能 バックアップしたデータとのJOINも可能
  • 24. データの構造 ソフト Keyは2種類 単純な   HashKeyとRangeKey   RangeKeyは使わなくてもOK KeyValue Valueには4種類の型 ではない   STRING,NUMBER,   STRING_̲SET,NUMBER_̲SET
  • 25. サービス vs  ソ サービスとして提供されるから                    ハードウェアの⼼心配も必要ない。 ネットワークや、パフォーマンス確保の為 メンテナンス                    のインフラエンジニアも必要ない。 フリー 必要なのは、欲しいパフォーマンスを                      知らせる為にAPIを叩く事だけ。
  • 26. vs  ソフトウェアとか Dyna ハードウェアスペックから、パフォーマン スがある程度⾃自動で決まる 欲しいのは =>ハードウェアスペックを調整可能 スペック? パフォーマンス? パフォーマンスからハードウェアの調整を ⾃自動でやってくれる。 =>  パフォーマンスを調整可能  
  • 27. スケールが必要なら Nextタ スケールする データベースのスケールが必要なアプリ ケーションでアレばDynamoDBは選択肢に 必要があるなら なる。 とりあえず DynamoDB 急成⻑⾧長を望むならスケールに⼿手間がかかる けど、強⼒力な照会機能があるDBと、メンテ フリーなNoSQLどっちを選ぶのか
  • 28. なんか事例も話したい ⼤大規模 機会学習で 実現する オンライン機械学習で実現する ⼩小規模からのデータ処理 数Mバイトから、 ⼩小規模からの 数T,数Pバイトオーダまで データ処理 を扱うテキストマイニングサービスが もうすぐ出てくるらしい。
  • 29. 事例:MiningBrownie社 どんな テキスト マイニング サービス テキストマイニングを APIから使えて、 従量課⾦金だから、簡単に始められる 簡単にやめられる hotaru クラウドっぽいサービス
  • 30. テキストをAPIでpush テキス APIを使ってテキストを登録していきます。
  • 31. テキストを単語に分割 ベイズ 送られ                    てきたテキストは内部で単語 に分割される。
  • 32. ベイズ分類器⽤用の計算 そして ベイズ分類器の為に⾊色々計算して、分類の 準備完了。
  • 33. そして分類へ Nextタ この⽂文章を判定してくれや とAPIに尋ねれば こいつはこれだと返します。
  • 34. なぜDynamoDB 何に使 RDBMSじゃ ダメだったの か? スモールスタートを提供するためには重量 SimpleDBじゃ 課⾦金のデータベースが必要だった ダメだったの 想定レコード数:10billionのオーダー か? 天井が⾒見えちゃいけない スケールを⾃自動化(パフォーマンス&容量)
  • 35. Dynamoと遊んでみる? Nextタ パソコンお持ちの⽅方 DynamoDB http://bit.ly/DynamoOsaka ここにアクセス。 と 戯れる