14. 嗜好品摂取がストレス反応に及ぼす影響
■ 実験デザイン:クロスオーバー無作為化比較試験
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● 1回目の実験の1週間後に、2回目の実験を実施。
● 年齢,性別,喫煙の有無について、層化。
タイムライン 実験内容
募集
待機時間
実験開始前
ベースライン
スピーチ課題
休憩時間
回復期間
(15分後)
回復期間
(30分後)
a
b
c d
e
f g
hf
g
i
f
f g
実験協力者は,実験開始1時間前に会場に到着する。
実験協力者は,体調に関するアンケート(初回参加時に
は,日本語版社会恐怖尺度)に回答する。
実験者は,体調に関するアンケートの回答を確認後,実験
協力者に,実験の説明,注意事項を説明する。
実験協力者は,説明を聞いた後,実験参加に同意する場
合,同意書に記入する。
実験者は,生理指標測定のため,参加者にBIOPAC MP150
の電極を装着する。
3分間の生理指標の測定を行う。
日本語版Profile of Mood States短縮版の測定を行う。
実験協力者に「あなた自身のことを上手に紹介してくださ
い」の教示を行い,2分間の考える時間の後,3分間(実験
協力者には,スピーチ時間を教えない)のスピーチ課題を
行った。また,実験協力者には,正面に設置しているビデオ
に向かって話をするよう伝え,スピーチ中の様子を録画する
ことを伝える(実際には,録画を行わない)。実験者は,ス
ピーチ中の参加者の様子について,メモを取っているふりを
する。
実験群:実験協力者は嗜好品を自由に摂取しながら7分間
の休憩をとる。なお,着座した状態で休憩を取り,休憩中部
屋から出ることはできない。
統制群:着座した状態で7分間の休憩を取り,休憩中部屋
からでることはできない。
i
a
b
c
d
e
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g
h
3. 嗜好品摂取が生理学的・心理学的ストレス反応に及ぼす影響