Más contenido relacionado La actualidad más candente (20) Similar a アジャイル開発&TFS導入 (20) アジャイル開発&TFS導入2. 0. 自己紹介
H/N You&I(読み:ユーアンドアイ)
出身 生まれも育ちも名古屋市
年齢 30代前半
本職 商学部出身の職業プログラマ
言語 C++, C#, VisualBasic 6.0, 日本語COBOL
日記 http://d.hatena.ne.jp/youandi/
所属 名古屋アジャイル勉強会
プログラミング生放送 名古屋支部
わんくま同盟
4. Agenda
1. アジャイル開発の紹介
2. Scrumの紹介
3. アジャイル用語の紹介
4. Microsoft Team Foundation Serverのインストール
5. おわりに
5. Agenda
1. アジャイル開発の紹介
2. Scrumの紹介
3. アジャイル用語の紹介
4. Microsoft Team Foundation Serverのインストール
5. おわりに
7. 1. アジャイル開発の紹介(2/8)
アジャイルマニフェスト
私たちは、ソフトウェア開発の実践あるいは実践を手助けを
する活動を通じて、よりよい開発方法を見つけだそうとしてい
る。この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。
プロセスやツールよりも個人と対話を、
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
契約交渉よりも顧客との協調を、
計画に従うことよりも変化への対応を、
価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを認
めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。
9. 1. アジャイル開発の紹介(4/8)
アジャイルソフトウェアの12の原則(2/3)
4. ビジネス側の人と開発者は、プロジェクトを通して日々一
緒に働かなければなりません。
5. 意欲に満ちた人々を集めてプロジェクトを構成します。環
境と支援を与え仕事が無事終わるまで彼らを信頼します。
6. 情報を伝えるもっとも効率的で効果的な方法はフェイス・
トゥ・フェイスで話をすることです。
7. 動くソフトウェアこそが進捗の最も重要な尺度です。
8. アジャイル・プロセスは持続可能な開発を促進します。一
定のペースを継続的に維持できるようにしなければなりま
せん。
10. 1. アジャイル開発の紹介(5/8)
アジャイルソフトウェアの12の原則(3/3)
9. 技術的卓越性と優れた設計に対する不断の注意が機敏
さを高めます。
10. シンプルさ(ムダなく作れる量を最大限にすること)が本
質です。
11. 最良のアーキテクチャ・要求・設計は、自己組織的な
チームから生み出されます。
12. チームがもっと効率を高めることができるかを定期的に振
り返り、それに基づいて自分たちのやり方を最適に調整
します。
11. 1. アジャイル開発の紹介(6/8)
アジャイルマニフェスト+12の原則とアジャイルプラクティ
スの関係
「原則」とは考え方の指針であり、「プラクティス」はその「原
則」を実行する為に何をするか、である。
例えば「個人と対話」→「朝会・デイリースクラム」により毎日
コミュニケーションを取る、「ペアプログラミング」を導入する
など。
事例発表でみるべきポイントは、「何をしたのか」を見る前
に「何が問題だったのか」「どのような経緯でそのプラクティ
スを選択したのか」が重要である。どのようにプラクティスを
実施したのかも重要ですが、まずはその背景を知るべき。
12. 1. アジャイル開発の紹介(7/8)
ひとつお伝えしたいのは、「アジャイル開発は銀の弾丸で
はない」という事である。
アジャイル開発を行っても失敗する事もある。
アジャイル開発で楽にはならない。やる事は増えます。だか
らその分やらなくて良いことはやらない。(リーン開発)
アジャイル開発を行う上で重要なのは、開発チームの自
己組織化と絶え間ないカイゼン活動、そして考える事で
ある。
アジャイルプラクティスは、アジャイルマニフェスト以降に
提案されたものではなく、昔からの先人の知恵・英智に対
しての名前付け・定義を行ったものである。プラクティスと
はやるべき事のチェックリストである。
13. 1. アジャイル開発の紹介(8/8)
アジャイル開発は一人で考えるものではなく、チームで物
事を考え・決める。
チーム内で相談できないなら社内で。社内でもダメなら社
外の勉強会等を利用する。
10人のAgilerが居たとして、その10人のアジャイル感とい
うのはそれぞれで異なっている可能性があります。
大事な事はそれぞれにどんな背景があって、そこに至った
のか。
あるチームにとって何が最適なのかは、最終的にはその
チームにしか結果を出せません。
14. Agenda
1. アジャイル開発の紹介
2. Scrumの紹介
3. アジャイル用語の紹介
4. Microsoft Team Foundation Serverのインストール
5. おわりに
16. 2. Scrumの紹介(2/7)
アジャイルな開発プロセス
1. Crystal Family(The Crystal methodology:Crystal Clear,
etc.)
2. DSDM(Dynamic Systems Development Method:反復
型開発)
3. FDD(Feature-Driven Development)
4. RUP(Rational Unified Process)/UP
5. Scrum
6. eXtreme Programming(XP)
17. 2. Scrumの紹介(3/7)
アジャイルな開発プロセスで定義されている事
1. ゴール(完了条件)
2. ロール(役割)
3. 見積もり
4. 要件定義(フィーチャー、ユーザーストーリー、バックログ)
(
5. タイムボックス管理(イテレーション、スプリント) )
6. 製品リリース管理
7. ふりかえり
8. PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act cycle)
9. 見える化
18. 2. Scrumの紹介(4/7)
Scrumは1986年に、野中郁次郎・竹内弘高両氏の論文
にて初めてScrumという名前で紹介された。
Scrumの名前の由来はラグビーのスクラムによる。
Scrum Allianceによる7種類の認証制度がある。所謂スク
ラムマスター。これはScrumを実施するのに必須ではな
い。新たにアジャイル開発を行う上では、アジャイル開発
を理解した人(アジャイルコーチ等)をチームに入れる事
が推奨される。
Scrumの流れは以下の画像が分かり易い。
http://www.ryuzee.com/contents/blog/3964
21. 2. Scrumの紹介(7/7)
Scrumの構成(2/2)
ロール(役割)
プロダクトオーナー(製品責任者)
スクラムマスター(チームを外部から守る)
チームメンバー
ステークホルダー(製品利用者、出資者、管理職)
10名以内の人数構成
プロダクトオーナーの役割は以下の画像が分かり易い。
http://www.ryuzee.com/contents/blog/4107
23. Agenda
1. アジャイル開発の紹介
2. Scrumの紹介
3. アジャイル用語の紹介
4. Microsoft Team Foundation Serverのインストール
5. おわりに
25. 3. アジャイル用語の紹介(2/4)
フィーチャー、ストーリー、タスク
ソフトウェアの実現機能や大枠の作業項目をフィーチャーと
呼ぶ。
フィーチャーを構成する一連の処理群をストーリーと呼ぶ。
ストーリーを構成する具体的な作業項目をタスクと呼ぶ。
フィーチャー フィーチャー
ストーリー ストーリー ストーリー ストーリー
タスク タスク タスク タスク
タスク タスク タスク タスク
27. 3. アジャイル用語の紹介(4/4)
ユーザーストーリー
ストーリーと同義。ソフトウェアの要求項目。
ストーリーポイント
作業の見積もり時において、とある基準に対する相対的な作
業量を示す値。
一般的にはストーリーポイントが「2」の場合は、基準の作業の
2倍の作業量を意味する。
ストーリーポイントは、チームミーティングの場でプランニング
ポーカーを使用してせーの!で決める。
28. Agenda
1. アジャイル開発の紹介
2. Scrumの紹介
3. アジャイル用語の紹介
4. Microsoft Team Foundation Serverのインストール
5. おわりに
30. 4. TFSのインストール(2/10)
TFSの機能は大きく以下の5つ
1. ソースコード管理
2. 作業項目トラッキング
3. ビルドサービス
4. レポート
5. テスト管理
TFS2010からは、Windows Vista/Windows 7といったク
ライアントOSへのインストールもサポートされる。但し、こ
の場合、SharePoint・レポート機能は利用出来ない。
31. 4. TFSのインストール(3/10)
TFS 2010のサーバーに必要なもの
Windows Server 2003以降
SharePoint 3.0以降
SQL Server 2008以降
VisualStudio 2005以降(VS2010未満は機能制限あり)
TFS 2010のクライアントに必要なもの
VisualStudio 2005以降 / TFS Everywhere 2010
Excel 2007以降
32. 4. TFSのインストール(4/10)
今回の勉強会では、皆さんの接続用にTFS 2010をセット
アップしたサーバーを用意しました。
このサーバーのセットアップに当たっては、OSからOffice
に至るまで、全て評価版ライセンスに基づき、評価目的
でセットアップしたものです。
実運用にするに当たっては、クライアント接続ライセンス
等の考慮が必要となります。今回はその辺りについては
言及致しませんので、ご了承下さい。
34. 4. TFSのインストール(6/10)
標準構成のTFSサーバーを1からインストールする(1/3)
Windows Server 2008 R2のインストール
60分程度
Windows Server 2008 R2の設定
10分程度(70分)
Windows Server 2008 R2をWindowsUpdate
50分程度(120分)
SQL Server 2008 R2 Standard Editionをインストール
40分程度(160分)
SQL Server 2008 R2 SP1をインストール
40分程度(200分)
35. 4. TFSのインストール(7/10)
標準構成のTFSサーバーを1からインストールする(2/3)
VisualStudio 2010をインストール
30分程度(230分)
VisualStudio 2010 SP1をインストール
30分程度(260分)
VisualStudio 2010をWindowsUpdate
20分程度(280分)
TFS 2010をインストール
20分程度(300分)
TFS 2010 SP1をインストール
10分程度(310分)
38. 4. TFSのインストール(10/10)
自分が体験した中での注意点等
Windows Serverのマシン名は、OSインストール完了後に
直ぐに設定する。間違ってもSQL Server/TFSをインストール
した後に変更しない事。
Windows ServerにIE以外のブラウザをインストールすると
ちょっと捗る。
TFS 2010のインストール前にSQL Serverをインストールしま
しょう。
書籍「チーム開発プラットフォーム Team Foundation
Server 入門」はとても役立つ。
39. Agenda
1. アジャイル開発の紹介
2. Scrumの紹介
3. アジャイル用語の紹介
4. Microsoft Team Foundation Serverのインストール
5. おわりに
40. 5. おわりに
参考にした書籍のご紹介
実践!アジャイルプロジェクト管理
ISBN:978-4774140124
チーム開発プラットフォームTeamFoundationServer入門
ISBN:978-4774146089