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電子書籍時代における
大学図書館の使命と役割
       東海北陸地区国立大学図書館協会主催研修
       「電子書籍が変える大学と図書館」

       日時:2011年10月3日(月)
       会場:富山大学 五福キャンパス

     岡本真(@arg)
 アカデミック・リソース・ガイド株式会社
   代表取締役/プロデューサー


                                                          1

   Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.   arg.ne.jp
自己紹介-岡本真(おかもと・まこと)
1. アカデミック・リソース・ガイド株式会社(2009年~)
   代表取締役/プロデューサー(2009年~)
   ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集長(1998年~)
2. オーマ株式会社(2008年~)
     代表取締役(2011年~)
3. saveMLAKプロジェクト(2011年~)
     プロジェクトリーダー(2011年~)
4. iSPP 情報支援プロボノ・プラットフォーム(2011年~)
     共同代表理事(2011年~)
5. NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ(2002年~)
     理事(2010年~)



                                                                     2

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[参考]
   過去の岡本真(おかもと・まこと)
 国際基督教大学(ICU)卒業(1997年)
  日本政治思想史を専攻
 教育雑誌、学術書等の編集者等を経て、
 1999年~2009年、ヤフー株式会社に在籍
  Yahoo!カテゴリ、Yahoo!検索、Yahoo!知恵袋
   (後述)、Yahoo!検索ランキング、Yahoo!ラボ等
   の企画・設計・運用、また産学連携のコーディネー
   トに従事


                                                                3

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自己紹介-岡本真(おかもと・まこと)
 兼任(大学関係):
  国立情報学研究所 産学連携研究員
  東京大学 工学系研究科 総合研究機構 研究員
  早稲田大学 ITバイオマイニング研究所 客員研
   究員
    その他、北海道大学、流通科学大学、兵庫県立大学、
     追手門学院大学、横浜市立大学、関西大学、甲南大
     学、大阪市立大学等で講義を担当



                                                               4

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自己紹介-岡本真(おかもと・まこと)
 兼任(図書館関係):
  図書館総合展運営委員会委員
  U40 - Future Librarian事務局メンバー
  任意団体Code4Lib JAPAN事務局長
  第25期東京都立図書館協議会委員
  国立国会図書館デジタル情報資源ラウンドテーブ
   ル委員
  マイニング探検会(図書館の未来を探る勉強会)
   共同主宰者
                                                                5

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[参考]
 アカデミック・リソース・ガイド株式会社
 創業:
  2009年9月30日
 前史:
  1998年7月11日創刊のメールマガジン
   “ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)”
 ビジョン:
  「学問を生かす社会へ」
 体制:
  役員1名+パートナー2名+インターン3名

                                                                 6

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[参考]
  ACADEMIC RESOURCE GUIDE
 1998年7月創刊、週刊、5000部、無料
 「インターネットの学術利用」がテーマ
 約150人の執筆者、約480回の発行




                                                               7

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[参考]
 アカデミック・リソース・ガイド株式会社
 業務:
 1. インターネットサービスの企画、開発、運用
 2. インターネット活用の研修、コンサルティング
 3. ウェブ技術に関わる産官学連携のコンサルティン
    グ、仲介
 4. 地域社会の活性化に関わるコンサルティング
 5. 前各号に附帯する執筆、出版、講演、講義
 6. 前各号に附帯する一切の事業


                                                               8

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本日の構成
 序論:大学図書館の使命と役割
  -電子書籍を巡る議論の前に
 本論:大学図書館の使命と役割
  -電子書籍の時代に
 結論:大学図書館の使命と役割
  -電子書籍の時代に囚われずに




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序論:大学図書館の使命と役割

   -電子書籍を巡る議論の前に




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前提-大学設置基準における「図書館」
 第三十六条(校舎等施設)
  大学は、その組織及び規模に応じ、少なくとも次
   に掲げる専用の施設を備えた校舎を有するもの
   とする。ただし、特別の事情があり、かつ、教育研
   究に支障がないと認められるときは、この限りで
   ない。
   一 学長室、会議室、事務室
   二 研究室、教室(講義室、演習室、実験・実習室等
    とする。)
   三 図書館、医務室、学生自習室、学生控室
                                                              11

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前提-大学設置基準における「図書館」
 第三十八条(図書等の資料及び図書館)
   大学は、学部の種類、規模等に応じ、図書、学術雑誌、視聴覚
   資料その他の教育研究上必要な資料を、図書館を中心に系統
   的に備えるものとする。
   2 図書館は、前項の資料の収集、整理及び提供を行うほか、情
   報の処理及び提供のシステムを整備して学術情報の提供に努
   めるとともに、前項の資料の提供に関し、他の大学の図書館等
   との協力に努めるものとする。
   3 図書館には、その機能を十分に発揮させるために必要な専門
   的職員その他の専任の職員を置くものとする。
   4 図書館には、大学の教育研究を促進できるような適当な規模
   の閲覧室、レフアレンス・ルーム、整理室、書庫等を備えるものと
   する。
   5 前項の閲覧室には、学生の学習及び教員の教育研究のため
   に十分な数の座席を備えるものとする。

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参考-図書館法における「図書館資料」
 第三条(図書館奉仕)
  図書館は、図書館奉仕のため、土地の事情及び一般公衆
  の希望に沿い、更に学校教育を援助し、及び家庭教育の向
  上に資することとなるように留意し、おおむね次に掲げる事
  項の実施に努めなければならない。
  一 郷土資料、地方行政資料、美術品、レコード及びフィル
  ムの収集にも十分留意して、図書、記録、視聴覚教育の資
  料その他必要な資料(電磁的記録(電子的方式、磁気的方
  式その他人の知覚によっては認識することができない方式
  で作られた記録をいう。)を含む。以下「図書館資料」とい
  う。)を収集し、一般公衆の利用に供すること。




                                                               13

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大学設置基準における「図書館」
の使命と役割-5つの観点に絞って
1.   資料の収集・整理・提供
2.   情報処理による学術情報の提供
3.   資料の提供での他大学図書館との協力
4.   専門的職員の配置
5.   閲覧室、レフアレンス・ルーム等の整備




                                                                14

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本論:大学図書館の使命と役割

     -電子書籍の時代に




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電子書籍時代という観点からの現状
1. 資料の収集・整理・提供

          • 電子ジャーナルへの対応
 現状       • 機関リポジトリ構築


          • 電子書籍への対応
 課題       • ウェブ情報への対応

                                                            16

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電子書籍時代という観点からの現状
1. 資料の収集・整理・提供

           • 電子ジャーナルへの対応
 現状        • 機関リポジトリ構築
    求められるe-Scienceへの対応
   -ビックデータ、オープンデータの時代

           • 電子書籍への対応
 課題        • ウェブ情報への対応

                                                             17

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電子書籍時代という観点からの現状
2. 情報処理による学術情報の提供

          •Webcat/CiNiiの構築
 現状       •学術ポータルの模索


          •学内システムの乱立
 課題       •学術ポータルの終焉

                                                            18

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電子書籍時代という観点からの現状
2. 情報処理による学術情報の提供

          •Webcat/CiNiiの構築
 現状       •学術ポータルの模索
     求められる包括的ウェブ戦略
      -汎インターネットの時代

          •学内システムの乱立
 課題       •学術ポータルの終焉

                                                            19

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電子書籍時代という観点からの現状
3. 資料の提供での他大学図書館との協力

          •ILLの普及
 現状       •機関リポジトリの貢献


          •ILL格差の存在
 課題       •限定されたILLの範疇

                                                            20

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電子書籍時代という観点からの現状
3. 資料の提供での他大学図書館との協力

          •ILLの普及
 現状       •機関リポジトリの貢献
      求められる資料の再定義
     -ソーシャルメディアの時代

          •ILL格差の存在
 課題       •限定されたILLの範疇

                                                            21

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電子書籍時代という観点からの現状
4. 専門的職員の配置

          • 様々な職員問題と希望
 現状       • デジタル対応研修の増加


          • デジタル専門性の軽さ
 課題       • デジタル企画技能の軽視

                                                            22

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電子書籍時代という観点からの現状
4. 専門的職員の配置

           • 様々な職員問題と希望
 現状        • デジタル対応研修の増加
   求められるライブラリアンの専門性再定義
      -総キュレーター論の時代

           • デジタル専門性の軽さ
 課題        • デジタル企画技能の軽視

                                                             23

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電子書籍時代という観点からの現状
5. 閲覧室、レフアレンス・ルーム等の整備

         • ラーニングコモンズの盛況
 現状      • Q&Aサイトに圧倒される
           レファレンス


         • 運用で躓くラーニングコモンズ
 課題      • 実践されない
           レファレンス再定義

                                                            24

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電子書籍時代という観点からの現状
5. 閲覧室、レフアレンス・ルーム等の整備

         • ラーニングコモンズの盛況
 現状      • Q&Aサイトに圧倒される
           レファレンス
      求められる実空間デザイン
     -学習環境リデザインの時代
         • 運用で躓くラーニングコモンズ
 課題      • 実践されない
           レファレンス再定義

                                                            25

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結論:大学図書館の使命と役割

  -電子書籍の時代に囚われずに




                                                          26

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[再掲]大学設置基準における「図書館」
の使命と役割-5つの観点に絞って
1.   資料の収集・整理・提供
2.   情報処理による学術情報の提供
3.   資料の提供での他大学図書館との協力
4.   専門的職員の配置
5.   閲覧室、レフアレンス・ルーム等の整備




                                                                27

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電子書籍時代における大学図書館の
使命と役割-大学設置基準に基づいて
1. 資料の収集・整理・提供
  求められるe-Scienceへの対応-ビックデータ、オープン
   データの時代
2. 情報処理による学術情報の提供
  求められる包括的ウェブ戦略-汎インターネットの時代
3. 資料の提供での他大学図書館との協力
  求められる資料の再定義-ソーシャルメディアの時代
4. 専門的職員の配置
  求められるライブラリアンの専門性再定義-総キュレー
   ター論の時代
5. 閲覧室、レフアレンス・ルーム等の整備
  求められる実空間デザイン-学習環境リデザインの時代

                                                                28

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電子書籍時代における大学図書館の
使命と役割-大学設置基準を離れて

 使命と役割の上に
 あるものの自己規定
  自律的に存在する
   ビジョンの確立
                                                           29

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[PR]
saveMLAKプロジェクト




     http://savemlak.jp/

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[PR]
           Code4Lib JAPAN
 ミッション
  「日本の図書館をヤバくする」
 具体的には、
  ウェブ技術活用の経験とスキルの飛躍的向上を図り、
      Workshopの定期開催(ビギナー向け)
      Campの開催と海外派遣(エキスパート向け)
      各種提言のとりまとめ
      グッドプラクティスの選定
      そして、組織そのものの持続的運営
 そのために、
  Workshopの誘致(参加費以外の開催費用はすべて当方負
   担)
  サポーター(個人)/スポンサー(法人)制度への加入

                                                                   33

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ご清聴に感謝、ご質問はお気軽に




              岡本真
   アカデミック・リソース・ガイド株式会社
     代表取締役/プロデューサー


                                                           34

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  • 1. 電子書籍時代における 大学図書館の使命と役割 東海北陸地区国立大学図書館協会主催研修 「電子書籍が変える大学と図書館」 日時:2011年10月3日(月) 会場:富山大学 五福キャンパス 岡本真(@arg) アカデミック・リソース・ガイド株式会社 代表取締役/プロデューサー 1 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 2. 自己紹介-岡本真(おかもと・まこと) 1. アカデミック・リソース・ガイド株式会社(2009年~)  代表取締役/プロデューサー(2009年~)  ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集長(1998年~) 2. オーマ株式会社(2008年~)  代表取締役(2011年~) 3. saveMLAKプロジェクト(2011年~)  プロジェクトリーダー(2011年~) 4. iSPP 情報支援プロボノ・プラットフォーム(2011年~)  共同代表理事(2011年~) 5. NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ(2002年~)  理事(2010年~) 2 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 3. [参考] 過去の岡本真(おかもと・まこと)  国際基督教大学(ICU)卒業(1997年)  日本政治思想史を専攻  教育雑誌、学術書等の編集者等を経て、  1999年~2009年、ヤフー株式会社に在籍  Yahoo!カテゴリ、Yahoo!検索、Yahoo!知恵袋 (後述)、Yahoo!検索ランキング、Yahoo!ラボ等 の企画・設計・運用、また産学連携のコーディネー トに従事 3 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 4. 自己紹介-岡本真(おかもと・まこと)  兼任(大学関係):  国立情報学研究所 産学連携研究員  東京大学 工学系研究科 総合研究機構 研究員  早稲田大学 ITバイオマイニング研究所 客員研 究員  その他、北海道大学、流通科学大学、兵庫県立大学、 追手門学院大学、横浜市立大学、関西大学、甲南大 学、大阪市立大学等で講義を担当 4 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 5. 自己紹介-岡本真(おかもと・まこと)  兼任(図書館関係):  図書館総合展運営委員会委員  U40 - Future Librarian事務局メンバー  任意団体Code4Lib JAPAN事務局長  第25期東京都立図書館協議会委員  国立国会図書館デジタル情報資源ラウンドテーブ ル委員  マイニング探検会(図書館の未来を探る勉強会) 共同主宰者 5 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 6. [参考] アカデミック・リソース・ガイド株式会社  創業:  2009年9月30日  前史:  1998年7月11日創刊のメールマガジン “ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)”  ビジョン:  「学問を生かす社会へ」  体制:  役員1名+パートナー2名+インターン3名 6 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 7. [参考] ACADEMIC RESOURCE GUIDE  1998年7月創刊、週刊、5000部、無料  「インターネットの学術利用」がテーマ  約150人の執筆者、約480回の発行 7 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 8. [参考] アカデミック・リソース・ガイド株式会社  業務: 1. インターネットサービスの企画、開発、運用 2. インターネット活用の研修、コンサルティング 3. ウェブ技術に関わる産官学連携のコンサルティン グ、仲介 4. 地域社会の活性化に関わるコンサルティング 5. 前各号に附帯する執筆、出版、講演、講義 6. 前各号に附帯する一切の事業 8 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 9. 本日の構成  序論:大学図書館の使命と役割  -電子書籍を巡る議論の前に  本論:大学図書館の使命と役割  -電子書籍の時代に  結論:大学図書館の使命と役割  -電子書籍の時代に囚われずに 9 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 10. 序論:大学図書館の使命と役割 -電子書籍を巡る議論の前に 10 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 11. 前提-大学設置基準における「図書館」  第三十六条(校舎等施設)  大学は、その組織及び規模に応じ、少なくとも次 に掲げる専用の施設を備えた校舎を有するもの とする。ただし、特別の事情があり、かつ、教育研 究に支障がないと認められるときは、この限りで ない。  一 学長室、会議室、事務室  二 研究室、教室(講義室、演習室、実験・実習室等 とする。)  三 図書館、医務室、学生自習室、学生控室 11 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 12. 前提-大学設置基準における「図書館」  第三十八条(図書等の資料及び図書館) 大学は、学部の種類、規模等に応じ、図書、学術雑誌、視聴覚 資料その他の教育研究上必要な資料を、図書館を中心に系統 的に備えるものとする。 2 図書館は、前項の資料の収集、整理及び提供を行うほか、情 報の処理及び提供のシステムを整備して学術情報の提供に努 めるとともに、前項の資料の提供に関し、他の大学の図書館等 との協力に努めるものとする。 3 図書館には、その機能を十分に発揮させるために必要な専門 的職員その他の専任の職員を置くものとする。 4 図書館には、大学の教育研究を促進できるような適当な規模 の閲覧室、レフアレンス・ルーム、整理室、書庫等を備えるものと する。 5 前項の閲覧室には、学生の学習及び教員の教育研究のため に十分な数の座席を備えるものとする。 12 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 13. 参考-図書館法における「図書館資料」  第三条(図書館奉仕) 図書館は、図書館奉仕のため、土地の事情及び一般公衆 の希望に沿い、更に学校教育を援助し、及び家庭教育の向 上に資することとなるように留意し、おおむね次に掲げる事 項の実施に努めなければならない。 一 郷土資料、地方行政資料、美術品、レコード及びフィル ムの収集にも十分留意して、図書、記録、視聴覚教育の資 料その他必要な資料(電磁的記録(電子的方式、磁気的方 式その他人の知覚によっては認識することができない方式 で作られた記録をいう。)を含む。以下「図書館資料」とい う。)を収集し、一般公衆の利用に供すること。 13 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 14. 大学設置基準における「図書館」 の使命と役割-5つの観点に絞って 1. 資料の収集・整理・提供 2. 情報処理による学術情報の提供 3. 資料の提供での他大学図書館との協力 4. 専門的職員の配置 5. 閲覧室、レフアレンス・ルーム等の整備 14 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 15. 本論:大学図書館の使命と役割 -電子書籍の時代に 15 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 16. 電子書籍時代という観点からの現状 1. 資料の収集・整理・提供 • 電子ジャーナルへの対応 現状 • 機関リポジトリ構築 • 電子書籍への対応 課題 • ウェブ情報への対応 16 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 17. 電子書籍時代という観点からの現状 1. 資料の収集・整理・提供 • 電子ジャーナルへの対応 現状 • 機関リポジトリ構築 求められるe-Scienceへの対応 -ビックデータ、オープンデータの時代 • 電子書籍への対応 課題 • ウェブ情報への対応 17 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 18. 電子書籍時代という観点からの現状 2. 情報処理による学術情報の提供 •Webcat/CiNiiの構築 現状 •学術ポータルの模索 •学内システムの乱立 課題 •学術ポータルの終焉 18 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 19. 電子書籍時代という観点からの現状 2. 情報処理による学術情報の提供 •Webcat/CiNiiの構築 現状 •学術ポータルの模索 求められる包括的ウェブ戦略 -汎インターネットの時代 •学内システムの乱立 課題 •学術ポータルの終焉 19 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 20. 電子書籍時代という観点からの現状 3. 資料の提供での他大学図書館との協力 •ILLの普及 現状 •機関リポジトリの貢献 •ILL格差の存在 課題 •限定されたILLの範疇 20 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 21. 電子書籍時代という観点からの現状 3. 資料の提供での他大学図書館との協力 •ILLの普及 現状 •機関リポジトリの貢献 求められる資料の再定義 -ソーシャルメディアの時代 •ILL格差の存在 課題 •限定されたILLの範疇 21 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 22. 電子書籍時代という観点からの現状 4. 専門的職員の配置 • 様々な職員問題と希望 現状 • デジタル対応研修の増加 • デジタル専門性の軽さ 課題 • デジタル企画技能の軽視 22 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 23. 電子書籍時代という観点からの現状 4. 専門的職員の配置 • 様々な職員問題と希望 現状 • デジタル対応研修の増加 求められるライブラリアンの専門性再定義 -総キュレーター論の時代 • デジタル専門性の軽さ 課題 • デジタル企画技能の軽視 23 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 24. 電子書籍時代という観点からの現状 5. 閲覧室、レフアレンス・ルーム等の整備 • ラーニングコモンズの盛況 現状 • Q&Aサイトに圧倒される レファレンス • 運用で躓くラーニングコモンズ 課題 • 実践されない レファレンス再定義 24 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 25. 電子書籍時代という観点からの現状 5. 閲覧室、レフアレンス・ルーム等の整備 • ラーニングコモンズの盛況 現状 • Q&Aサイトに圧倒される レファレンス 求められる実空間デザイン -学習環境リデザインの時代 • 運用で躓くラーニングコモンズ 課題 • 実践されない レファレンス再定義 25 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 26. 結論:大学図書館の使命と役割 -電子書籍の時代に囚われずに 26 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 27. [再掲]大学設置基準における「図書館」 の使命と役割-5つの観点に絞って 1. 資料の収集・整理・提供 2. 情報処理による学術情報の提供 3. 資料の提供での他大学図書館との協力 4. 専門的職員の配置 5. 閲覧室、レフアレンス・ルーム等の整備 27 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 28. 電子書籍時代における大学図書館の 使命と役割-大学設置基準に基づいて 1. 資料の収集・整理・提供  求められるe-Scienceへの対応-ビックデータ、オープン データの時代 2. 情報処理による学術情報の提供  求められる包括的ウェブ戦略-汎インターネットの時代 3. 資料の提供での他大学図書館との協力  求められる資料の再定義-ソーシャルメディアの時代 4. 専門的職員の配置  求められるライブラリアンの専門性再定義-総キュレー ター論の時代 5. 閲覧室、レフアレンス・ルーム等の整備  求められる実空間デザイン-学習環境リデザインの時代 28 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 29. 電子書籍時代における大学図書館の 使命と役割-大学設置基準を離れて 使命と役割の上に あるものの自己規定 自律的に存在する ビジョンの確立 29 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 30. [PR] saveMLAKプロジェクト http://savemlak.jp/ Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 33. [PR] Code4Lib JAPAN  ミッション  「日本の図書館をヤバくする」  具体的には、  ウェブ技術活用の経験とスキルの飛躍的向上を図り、  Workshopの定期開催(ビギナー向け)  Campの開催と海外派遣(エキスパート向け)  各種提言のとりまとめ  グッドプラクティスの選定  そして、組織そのものの持続的運営  そのために、  Workshopの誘致(参加費以外の開催費用はすべて当方負 担)  サポーター(個人)/スポンサー(法人)制度への加入 33 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp
  • 34. ご清聴に感謝、ご質問はお気軽に 岡本真 アカデミック・リソース・ガイド株式会社 代表取締役/プロデューサー 34 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved. arg.ne.jp