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【エイズ孤児】
- 1. 【エイズ孤児】
エイズ孤児】
孤児
ファシリテーター:
ファシリテーター:水谷 さやか
具体的な政策提言ではなく、エイズ孤児をとりまく問題認識に焦点をあててディス
カッションをした結果、大きく分けて5つの問題が挙がった。
1)問題の複雑さ:
多セクターにまたがる問題であり、包括的な支援策が必要である。どの側面を優先
させるか判断が難しい。
例)エイズの予防と伝統とのぶつかりが生じた場合など
2)ジェンダー:
エイズの被害により、女性が社会的弱者になるリスクが高い。女性の雇用対策が必
要。
例)未成年が生活手段のために売春をせざるを得なくなる、また、父親が先に亡く
なった場合、母親が職を得ることが難しく、結果として子どもにしわ寄せが生じる。
3)責任の所在:
誰が孤児たちが成年になるまでのサポートを支援するのか?親戚、コミュニティ、
政府がどのようなバランスで支援するのが最も最適か?また、孤児を抱える家族親
戚、コミュニティを対象とした支援も重要となる。
4)社会的インパクト:
エイズ孤児の子どもたちが成年になった際に、もたらされる社会への影響は計り知
れない。例えば、適切な保護や教育を受けずに育った子どもたちが社会に出たとき
に、社会の一員として適応できるのか?また、エイズ孤児が子供全体の5人に1人と
いう問題の量的スケールの大きさを考慮すると、社会の背負う負担の大きさは計り
知れない。
5)リソース(資源の活用):