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ライトノベル市場の現状分析
- 12. 購入傾向
• どちらも市場とは異なる動き
• 新作:両者ともにほとんど入っていない
• 個別の売上:大きな変動は少ない
メディアミックス展開の影響
• メディアミックスの効果:「くまざわ書店」グループのみ
• 1巻が特に売れる:新規層の獲得
• コミックとらのあな:メディアミックス前に販売数増
• コミックとらのあな:オタク向けコンテンツが中心の書店
• ここで関心を集めた作品がメディアミックスされる?
• 新刊が特に売れる:従来のファン>新規層
• 同じメディアミックスでも実写の影響は見られない
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- 18. 結論
• 競争:激しい
• 単行本、レーベル、新人の応募数:増加
• レーベルの増加:新規参入
• 出版業では数少ない成長分野
• 市場は拡大したが,個別の売上はあまり伸びていない
• 書店での10位,20位,30位の売上はほぼ同じ
• 実態は厳しい
• 1冊しか出さずに消えていく作家が多い
→新人が消え、人気作だけが残っている
→メディアミックス:人気作を生み出すための手法
• メディアミックスの効果が薄れる→減少する?
• コミック市場の様になる可能性は十分ある
• メディアミックスを一時的なものにしないことが課題
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- 19. 参考文献
• [1]出版科学研究所『出版指標年表』 出版科学研究所 2005~2014年度版
• [2]出版科学研究所『出版月報 2010年8月号』 出版科学研究所 2010
• [3]玉川博章 「現代における青少年向け書籍の発展―ヤングアダルト文庫出版史」
• 『出版研究35号』 2004 P41~63
• [4]榎本秋『ライトノベル文学論』 NTT出版 2008
• [5]『このミステリーがすごい!』編集部・編 『このライトノベルがすごい!』 宝島社 2005~2015年版
(2008年版より編集が『このライトノベルがすごい!』編集部に変更)
• [6]新城カズマ『ライトノベル「超」入門』 ソフトバンク新書 2006
• [7]『ライトノベル完全読本』 日経BP社 2004
• [8]ラノベの杜DB http://ranobe-mori.net/db/
• [9]ラノベ作家の統計 http://tma.main.jp/lanobe/author.html
• [10]デジタルコンテンツ協会編『デジタルコンテンツ白書 2013』 2013
• [11]キネ旬総研エンタメ叢書『“日常系アニメ”ヒットの法則』 キネマ旬報社 2011
• [12]増田弘道『アニメビジネスがわかる』 NTT出版 2007
• [13]増田弘道『もっとわかるアニメビジネス』 NTT出版 2011
• [14]ORICON STYLE http://www.oricon.co.jp/
• [15]大森望・三村美衣 『ライトノベル★めった斬り』 太田出版 2004
• [16]飯田一史『ベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略』 青土社 2012
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Notas del editor
- 2009年に大きく減少。その後も一度も増加せず
雑誌も大きく減少している
- これは文庫のラノベのみの結果。現在の文庫本の売上の約2割
市場が大きく下がったときも増加している。
具体的なデータがないところは点線。2012年までは一度も減少していない
- 具体的な定義はない
- 平均は大差がないから多くのレーベルから同量程度の本が出版されている
13年に市場は下がったがレーベル数は増加している→一時的なものという見方から?市場として期待されている?
- 年々増加
電撃:09年に4000人突破。その後、ずっと4000人以上。14年も下がったが、2011よりは上(総合、小説のみなら10年よりは上)
小学館:年々増加、13年に大きく増加。14年は下がったが12年よりは上
- レーベル数の増加→新人賞増加→作家増加?
- 多くの作家が数冊出している状態:数冊出す作家が増えたから単行本数も増えた?
一部の作家:1年で10冊以上
- 全体の約4分の1の作家が1冊出しただけで消えている